日本一周56日目〜吹き荒れる風の中で〜
テントが吹き飛ぶほどの風の中寝ようとしているバンです。
結論から言うと今日は十の札所を回りました。
さすがに十も回るとバリエーションが豊富。というわけでいってみましょう、71番から80番札所
71番札所弥谷寺、秘伝の寺という感じ
本堂に行くには540段の階段を登らなければならない。写真は108の煩悩を捨てる108段の階段
本堂。正に秘伝といった感じで神秘的
頂上からの眺め、四国の山々はまだ霞みがかっていました
大師堂。写真は撮るわけにはいきませんでしたが、岩に掘られた阿弥陀如来や弘法大師像は秘伝…というかオーラがすごく言葉もなくなります
ふもとの道の駅でちょっと奮発してモーニング
こんな風な田舎道にポツンとある山門
72番札所曼荼羅寺
整った境内。ちょっと山寺などをみていただけに格別綺麗に見えた
本堂。こじんまりとした印象
大師堂は気合入ってます。建物も綺麗に掃除されてました
曼荼羅寺よりすぐ、少しの坂道を登ると
73番札所出釈迦寺(しゅしゃかじ)
本堂。曼荼羅寺よりも小さい境内だが趣は充分。むしろ増しているかも
大師堂。
今日も晴れ!昨日雨が降ったためかかなりあったかくなってきた
川沿いにある広い駐車場の先には
74番札所甲山寺。小さいながらもしっかりした山門
これまた綺麗で広めの境内。まだ朝方なので静か
本堂。整えられた形、これも歴史を感じる
大師堂。この札所は岩場の隣に立っているため山寺っぽさもある
なにここテーマパーク?と思った札所
75番善通寺。真言宗善通寺派総本山だそうで八十八ケ所のなかでも最大の規模をほこる
ビルマ戦没慰霊碑。なぜここにあるのかはわからないがお祈りした
砂踏み道場?やったか、八十八ケ所全ての御本尊を祀り、八十八ケ所の砂を下に履くことでここに参るだけで八十八ケ所巡礼と同様の効果が得られるというもの。はっきりいってせこい
広いわ綺麗だわでもう…2枚目の写真に写っているのは五重の塔
本堂。中には大きな薬師如来像が、神秘的な雰囲気を放つ
大師堂、さすが中も立派の一言
一転、田舎道の道中にある普通のお寺
76番札所金倉寺。
善通寺ほどではないが広めの境内に綺麗な大師堂
本堂も大きい
ここら辺で腹が減ってきたので金倉寺の住職おすすめのうどん屋へ
うーん…美味いうどんが食えそうな外観
卵とじうどんと住職絶賛のきつねずし。これで六百円。安いし美味い
遍路道。この時くらいから暴風が吹き荒れ、一度煽られてこけた、風怖い
77番道隆寺、76番からの札所は平均7キロほど離れているようだ
境内には観音様がたくさん、鳩もたくさん
本堂。文化財らしくもっとも時代を感じる
大師堂
「これであったかいもんでも食べ!」 と千円くださって、さらには地元のおっちゃんが
「応援しとるで!頑張りや!」と千円くださいました。南無大師遍照金剛…嬉しいですありがとうございました
78番郷照寺、珍しく山門を自動車、自転車でくぐれる寺でした。
本堂、なにやら音楽がかかっておりお経にも力が入る
大師堂、秘仏のようだ
地下につながる通路を発見、入ってみると
約一万の阿弥陀如来様が…神聖な場所のようです
79番札所天王寺…ここはなんだかさびれてて
手入れが行き届いていないことがよくわかってしまいました。右が本堂、左が大師堂。とにかくもうちょっと綺麗にしたほうがいいと思う
本日最後80番国分寺、山門には松がかかっている
大きく神秘的な境内。
本堂は大きすぎて撮りきれませんでした。
大師堂はこの建物の中。教科書で見たあの大使像にそっくりな像でした。
とまぁこんな感じで今日は十の寺を回ったわけです。最初の寺弥谷寺がこのなかでは一番好きです、絶対みなさんも行くべきですよ弥谷寺は。
さて、国分寺で野宿場所を聞いたところわからないとのことだったので地元の人に聞いて資料館へ。すると係員さんの人が丁寧に案内してくれました。テントを張ろうかなぁ、と思っていると自転車のタイヤがパンクしていることに気づき修理しようとしたんですがどうにも上手くいかず、困っていると係員さんが手伝ってくれました。手際よく修理している横で眺めるしかない僕はひどく情けなく思い、テンションだだ下がり…なにからなにまでやってもらい、まだまだ未熟だなぁ…と感じました。この遍路で少しでも成長してやりますよ!まずはパンク修理からですかね笑