日本一周65日目〜四国の本気〜
朝6時に起床し紅茶を飲み8時に出発。
今日は久しぶりの長距離走行で昨日からちょっと楽しみにしてた。室戸岬までは約90キロ、ここ最近は札所が連続していたこともありまったく距離を稼げていなかったのでペダルにも力が入る
最初の頃は山合いの中をゆるやかなアップダウンと共に漕いでいくような道
まさに山合いって感じ
しばらく山合いを漕いでいくと、道から離れたところに寺院の看板が見えた。そこには
[八大地獄 生観寺]という文字が
「地獄か…そういえば昨日みた10人の大王のことも気になるしもしかしたら地獄についてけっこうわかるかも」
呼ばれたかのようにふらっと立ち寄ってみた
札所ではないがとても立派な境内、本堂もデカくて立派
八大地獄には拝観料400円がいるとのことで
(えっ400円かぁ…寺にあるやつやから大したことないんやろうけど…まぁこれも巡り合わせやな)
しぶしぶ400円を払い、いざ八大地獄へ
入り口にあった看板。なんとこの博物館?かなり精巧かつ詳しく地獄について紹介されており館内は岩場のようなもので覆われている
写真は撮ってはいけないそうだったので(撮ったが)掲載はしませんが、ここは400円のクオリティではないことだけは確かです。もし子供ができたら絶対ここに連れてこようと思います
八大地獄のリアルさに感嘆した俺は納経までしてもらうことに。この寺の御本尊はお不動さんだそうで、運命的なものを感じた
さて、無事この寺を抜けると山合いの道は終わり海沿いの道が始まります
突き抜けるかの様な青い空、透き通る海、穏やかな波…うーん素晴らしい
まさしく海沿いの道という感じ!今日は暖かく額には汗がにじむ
本当に四国の自然は素晴らしく北海道にも引けをとらない美しさでただただ感動
この透明度には驚くばかり
海から目をそらすと四国の山々が見える
先日ここを通ったチャリさん、いのさんはこの道路を北海道のオロロンラインにそっくり!と言ってたけど俺も同感。
まさしくオロロンラインのような道。海に沿って伸びる道路は一見の価値あり
ただ四国の道は北海道と違いアップダウンが多くかなり足にくる。ここ最近足の疲労が取れていないのか、漕いでいるとじんわり太ももの外側が痛くなってくることもあり思ったよりは時間がかかった
最高!!
8時からほとんど休憩なしで漕ぎ続け午後四時になってようやく室戸岬に到着
中岡慎太郎像、着いた時は感動した
室戸岬はゴツゴツした岩場を伴う正道の岬
室戸岬を出て今日の目的地24番札所へ。疲れたぁ…とゆっくり漕いでると
どうやらこのジェットコースターの道みたいなもんの上にあるらしい
ボロボロの太ももで30分かけて登りきりなんとか到着
第24番札所最御崎寺(ほとみさきじ)
さすがは山岳寺院雰囲気あるなぁ
本堂。屋根が大きく新しい
大師堂。土曜なので団体さんも比較的多め
住職に寝床の情報を聞き、今夜は港で宿泊
明日はどこまで行こうかなぁ…おやすみなさい
美しい夕焼け、太陽は海に溶けていくように消えていった