日本一周66日目〜情報命〜
ビュゴォォォォオ!バダバダバタ!!
昨日からずっとこんな感じ。まったく…風が強いと眠りも浅いし米も炊きにくいし…やってらんねぇっすわ
朝7時くらいに嫌な感じで目が覚めました。はぁ…目覚めが悪い感じでふらっと起き、8時ちょうどに出発。
出発してすぐに今日最初の札所に到着
港町の中に普通にある
長い階段の先にある山門と鐘つき堂が一緒になった珍しい山門が特徴的な第25番札所津照寺
本堂への道もずっと階段で昨日から重い足がさらに重くなります…
疲れていても進むしかないのでゆっくり進みます
こういうイヤイヤな感じで漕いでいると不思議なもんで途中で道を間違えてしまうことがよくあります、今回もそれに引っかかり10キロほどロスしてしまいましたが、第26番へと向かいます
26番は山の上なので途中自転車を置き歩き遍路の道へ
昔ながらの遍路道。疲れた足が悲鳴をあげます
片道30分ほどかけてやっと到着
第26番札所金剛頂寺、山岳寺院らしくでっかい山門
なにここ宮殿?デカすぎる本堂
金剛頂寺を終え、次の札所に向かう途中おじさんから
「元気やなぁ!」
「若いですからね!元気が取り柄なんで!」
「よう言った!若造!!いけ!!」
あんなに疲れてたのに思わず口をついて出た言葉で自分自身が鼓舞されて急にやる気が出て来ました。この会話自分がこれまでにして来た会話の中でも特筆して粋でしたね、つーかこのおじさんかっこいいな
金剛頂寺にあった張り紙。いいこと書いてあるな
途中田舎の商店に入りアクエリアスとカップヌードルを買ったのですがその価格がなななんと600円!!もう一度いいます
600円!!!!!
この規格外の出費のせいでおれの財布はすっからかんになっちゃいました。田舎の商店恐るべし
今日も雲ひとつない快晴。おかげさまで顔は真っ黒
途中道を聞いたおばさんは地区のイベントの係員の方で豚汁をご馳走してくれました、さらにそこにいたおじさんがカレーもご馳走してくれてラッキー。お接待だよ!ということで千円頂き、今日の命を繋ぐことができました
次の札所第27番は難所の一つ。麓に自転車を置き今回も歩きで登っていきます。
道が別れていて左は旧遍路道、右は車道。もちろん左に行きました
サンスクリット語?かなんかで書かれていました。
迫真の山道。もう足痛い
山道に入って40分ほどで到着。ここまで数々の難所を越えて来たのでそんなにきつくは感じませんでした
山岳寺院らしく古びていてデカイ仁王門の第27番札所神峰寺
本堂に向かうにはさらに階段が…
階段の横には水が湧いていました。素直に美味しい
不動明王。このお遍路ではなにかと縁があるため好きです
この寺は上に展望台があると聞いたためさらに片道40分かけて展望台へ
展望台からの景色。街と太陽と海と森が綺麗に見える絶景ポイントでした
展望台に着いた頃もう4時半となっており、納経は五時までなので焦って降りていくと神峰神社が途中にありました。この神社、普段人がほとんど来ないのか入った途端あまりの雰囲気?空気に鳥肌が立ちました
神様がここにいる気がします。とにかくすごい雰囲気です。まだ行ったことない方は是非
なんとか納経を済ませ、自転車のとこまで降りていくとサンダルのところに千円札が挟んでありました。こういうことされると素直に鳥肌もんなので勘弁してください笑
かっこいい…
今日はこのお金で善根宿に泊まることにしてナイトランをこなし善根宿へ向かいます
今日も綺麗なゆうやけ
恐怖のナイトラン
ヘトヘトで善根宿に辿り着き、げんきなおじいちゃんにお遍路についての道などを聞き今日は寝ます。明日は坂本龍馬記念館いくで
日本一周65日目〜四国の本気〜
朝6時に起床し紅茶を飲み8時に出発。
今日は久しぶりの長距離走行で昨日からちょっと楽しみにしてた。室戸岬までは約90キロ、ここ最近は札所が連続していたこともありまったく距離を稼げていなかったのでペダルにも力が入る
最初の頃は山合いの中をゆるやかなアップダウンと共に漕いでいくような道
まさに山合いって感じ
しばらく山合いを漕いでいくと、道から離れたところに寺院の看板が見えた。そこには
[八大地獄 生観寺]という文字が
「地獄か…そういえば昨日みた10人の大王のことも気になるしもしかしたら地獄についてけっこうわかるかも」
呼ばれたかのようにふらっと立ち寄ってみた
札所ではないがとても立派な境内、本堂もデカくて立派
八大地獄には拝観料400円がいるとのことで
(えっ400円かぁ…寺にあるやつやから大したことないんやろうけど…まぁこれも巡り合わせやな)
しぶしぶ400円を払い、いざ八大地獄へ
入り口にあった看板。なんとこの博物館?かなり精巧かつ詳しく地獄について紹介されており館内は岩場のようなもので覆われている
写真は撮ってはいけないそうだったので(撮ったが)掲載はしませんが、ここは400円のクオリティではないことだけは確かです。もし子供ができたら絶対ここに連れてこようと思います
八大地獄のリアルさに感嘆した俺は納経までしてもらうことに。この寺の御本尊はお不動さんだそうで、運命的なものを感じた
さて、無事この寺を抜けると山合いの道は終わり海沿いの道が始まります
突き抜けるかの様な青い空、透き通る海、穏やかな波…うーん素晴らしい
まさしく海沿いの道という感じ!今日は暖かく額には汗がにじむ
本当に四国の自然は素晴らしく北海道にも引けをとらない美しさでただただ感動
この透明度には驚くばかり
海から目をそらすと四国の山々が見える
先日ここを通ったチャリさん、いのさんはこの道路を北海道のオロロンラインにそっくり!と言ってたけど俺も同感。
まさしくオロロンラインのような道。海に沿って伸びる道路は一見の価値あり
ただ四国の道は北海道と違いアップダウンが多くかなり足にくる。ここ最近足の疲労が取れていないのか、漕いでいるとじんわり太ももの外側が痛くなってくることもあり思ったよりは時間がかかった
最高!!
8時からほとんど休憩なしで漕ぎ続け午後四時になってようやく室戸岬に到着
中岡慎太郎像、着いた時は感動した
室戸岬はゴツゴツした岩場を伴う正道の岬
室戸岬を出て今日の目的地24番札所へ。疲れたぁ…とゆっくり漕いでると
どうやらこのジェットコースターの道みたいなもんの上にあるらしい
ボロボロの太ももで30分かけて登りきりなんとか到着
第24番札所最御崎寺(ほとみさきじ)
さすがは山岳寺院雰囲気あるなぁ
本堂。屋根が大きく新しい
大師堂。土曜なので団体さんも比較的多め
住職に寝床の情報を聞き、今夜は港で宿泊
明日はどこまで行こうかなぁ…おやすみなさい
美しい夕焼け、太陽は海に溶けていくように消えていった
日本一周64日目〜一期一会ばっかり〜
昨日は夜1時くらいまで起きてたのだが、やっぱりそこは旅人。6時くらいに目が覚めた
ゴソゴソとテントから出るとみんなも起き始めているところだった、昨日の肉のあまりを使って朝から肉。やっぱり美味い。
寒いけど美味い
朝からくだらない話をダラダラ話しながら出発の準備を進めていく
みんなで歌う。こういう時のためにギター持ってきてるんだよな
みんなそれぞれ方向が違ったりペースが違ったりで今日でバラバラになるので記念に写真を撮ることに。昨日?今日?寝た場所はまるで神殿のようだったのでみんなで趣向をこらして写真を撮った。一眼レフ俺も欲しいなぁ
どの主人公を選びますか?
0円日本一周、サバイバル男チャリ?
オシャレなチャリダー、クーピー?
ママチャリ骨男、いのさん?
吟遊詩人ドンキ?(俺の杖が鈍器に見えるから)
超男前ガルパン角さん?
さぁ君はどの主人公で旅に出る??
という茶番をみんなでした後、名残惜しいもののお別れ。必ずもう一度会おう!と再会の約束をして出発した
正直1人になったのは久しぶりだったのでかなり寂しかったがそうもいってられないのでガンガン漕ぐ
しばらくすると山道に入り、少々のアップダウンが続いたので海沿いに避難。すると四国の美しい海が目に飛び込んできました
久しぶりの海。気づけば瀬戸内海から太平洋に変わっていた
すごい透明度!積丹ブルーに透明度でいえば勝る
のどかな海沿いを漕ぎ、しばらくするとゆるーい峠に差し掛かりました
綺麗な山道。気持ちのいい快走路
最近1人じゃなかったのでなんだかんだ遅くまで起きていたこともあり体にも疲労がたまっていて、先には温泉もないとのことなので峠を下りてすぐの道の駅でストップ。
道の駅のすぐ近くに23番があり
23番札所薬王寺、日和佐の町を一望できる高台にある
キッチリ配置された境内
なんだ?この塔いってみっか!
中は資料館
ここの資料館の一室に地獄を描いた絵画がかかっていたんですが全部で10枚のその絵にはそれぞれ一人一人大王が書かれていました。不思議に思って聞いてみると地獄には閻魔大王を含め10人の大王がいらっしゃりそれぞれで裁判を受けるそう。初耳学でした…
迫力のある屏風、この虎生きてるみたい
薬王寺を終え風呂に入りコインランドリーに行き身も心もリフレッシュ!全部終わった頃には夜になっていたのでご飯を作っているとお兄さんに話しかけられました
このお兄さん、なんと元日本一周チャリダーで今は社会人とのこと!各地方の学校を回って講演を開いているそう!こりゃまたとんでもない人に会えたなぁ…と思いながら短い時間ですが話しました
「神戸に来ることがあったらさ!是非連絡してよ!」
「あっ!俺今治帰ったらフェリー乗って神戸に行くのでその時行きますね!」
神戸での再会の約束をして別れました
ここ最近人との出会いが増えてきて本当に楽しいです、2月ごろの俺に教えてあげたいくらい
今日はこれで寝ますおやすみなさい
「会いたい人がいるなら、ずーっと会いたいと考えてたら絶対会えるよ!これは本当やから是非試して欲しいな!」
日本一周63日目〜仲間〜
寒い!!!!朝起きると昨日水に浸しておいたご飯が凍っていました。ということは一時的に0度いったってことか…
あんまりにも寒いのでゆっっくり用意をして朝九時?だったかに出発。
今日行く21、22は殺人的坂ということは地元の人や住職の方からも聞いていたのでヒッチハイクすることを決定しまずは立江寺へ
立江寺で駐車場や境内で声をかけるもののなかなか捕まらず情報を得ようと近くの商店のおばちゃんに話しかけヒッチハイクのプレートを作ったりしてると親子の方が来店してきました
すかさずおばちゃんが(このおばちゃん超元気)
「今日どこまでいきます??もし21番とか行くんやったらこの子ら連れてって欲しいんやけど!!」
おばちゃんのど迫力交渉は見事成功!
7組目にしてヒッチハイクで坂を登りまずは21番
もうここまでの坂はゾッとするくらいキツかった
ということで第21番札所鶴林寺。ここは林の中にあるため独特の風格がある
ほとんど屋敷なんじゃないかな?この本堂
さすがの雰囲気、本堂正面
大師堂はこの寺にまつわる鶴と共に
今日も快晴
鶴林寺を後にし22番に向かおうとしたのですが車では駐車場から30分は歩く必要があるなどいろいろな条件が重なりロープウェイで行くことに
歩きでも自転車でもこの山を越えなきゃならないって考えると身震い
2000円くらい払ってロープウェイに乗車、最初は高すぎやろ…とか思ってましたが景色がとつてもいいため料金にも納得しました
山脈が険しい
途中には日本オオカミのオブジェが、昔はいたそうです
本当に見にくいんですが写真中央にある点みたいなものが大師像、弘法大師は19歳の時この山の上で明けの明星を見て悟りを開いたそう!負けられぬ!
到着!第22番札所太龍寺
山岳寺院の中でも林の中というよりは手入れの行き届いた庭のようなイメージ
本堂を見ればその風格に誰もが言葉を失うだろう
大師堂はシンプルながらしっかりとした作り
太龍寺を終えた後親子のご好意に甘えて22番へ
田園風景の中、堂々とした雰囲気を醸し出すのは22番札所平等寺
参拝経路がちゃんと考えられた境内
本堂の薬師如来は閲覧、写真自由。こういう寺はあまりない
平等寺を終えた後、親子にお礼を言い電車で立江寺に帰った。ぼんやりとした時間が流れ久々にゆったりとした時間、こうくんといろんなことを話した
立江寺に着き、売店のおばちゃんに別れを言い23番に向かおうと思ったのだが付近に知り合いの日本一周者がいるのでスーパーで待ち合わせ
30分ほど待つと知床で会って以来実に半年ぶりの懐かしい顔が!
あまりの懐かしさと同志の嬉しさに再開のハグを交わしスーパーの駐車場でだべる
スーパーの駐車場に大荷物の自転車が三つ!地元の人たちはとんでもない目でこっちを見ていた
積もる話も多くとにかく今日の寝床である道の駅に向かう
俺もかなり変なやつやけど、旗は目立ちすぎやろ笑
ありえないシルエット、1人は杖とギターを担ぎ、1人は旗がたなびく
寝床の道の駅に着くとすぐ大荷物のチャリダーが偶然合流!本当に偶然で日本一周チャリダーが3人に!もう会ってすぐに意気投合し歩いてたおっちゃんに頼んで写真を撮ってもらう
左が0円日本一周、右が遍路日本一周、真ん中がおいら
チャリ(0円)「いや!こんなことなかなかねぇよ?!まじ最高だぜぇ!」
俺「とりあえず飯どうします?」
チャリ「んー…どうすっかな、金もねぇし。肉パーティとかやりたいけどなぁ」
角さん(右の人)「パーっとやりましょうよ」
すっと差し出したその手には一万円札が…
チャリ俺「「まじっすかぁぁぁぁぁぁあ!!!」」
チャリ「これはヤンバイゾォ!やつも呼ぼう!今50キロくらい離れたとこにおるママチャリ日本一周者も!」
俺「ウェーーイ!!!」
と3人で盛り上がっているうちにこうくんは先に行ってしまいました…決して嫌になったとかじゃなくて予定があるので先に進まなくてはならないとのこと。本当に寂しかったけど見送り、角さんは待ち合わせがあったのでとりあえず俺とチャリさんで買い出しに
俺ら「いやぁまじ諭吉さんをこんなに豪勢に使うなんておもってもみやんだな…最高!!!」
一万円札をフルに使い大量の肉を買い、いざ肉パーティへ
ちょうど道の駅に着いた頃に角さんも合流。調理を開始した辺りでナイトランを終え、フラフラのいのさんが合流(この人は自転車がママチャリ!ママチャリの後ろにイノシシの骨をつけているので俺はいのさんと呼んでいる)。
肉をバクバク食っていると、日本一周ではないものの九州に向かうチャリダーも合流!
これまでの珍体験や何故旅に出たのか?などなど旅人の夜は更けていく
「日本一周の期間や回数、どうやってやっているかに凄いも凄くないも無いと思うよ。日本一周しよう!って旅に出たやつはみんなすごくて、やっぱり変なやつだと思うな笑」
日本一周62日目〜奇跡的で運命的〜
昨日夜遅くまで起きていたこともあり今日は朝7時半頃に起床、9時くらいに善根宿を出発。今日はこうくん(日本一周予備軍)とまわることになっていたので昨日行っていた13番へ
快晴だけど風は強め
13番大日寺に行って納経場で待っていると高齢の方がやってこられた。
(随分豪華な袈裟やなぁ…) なんて思っていると
住職の方が
「あー!!これはよぉきてくれました!」と猛烈に感動されていて、こうくんと(??)と思っていると
「あなたたち本当にラッキーですよ!この方はお遍路さんの中でも伝説の方なのよ」
とおっしゃると高齢の方はおもむろに納経帳を出し住職に渡しましたが、その納経帳遍路サロンで見たあの真っ赤な納経帳を超えるほどの真っ赤さ
「君たちもまわっているのかい?見たところ若いけど感心だねぇ、これを渡しておくね」
とおっしゃると手元から錦ふだを出しサラサラと僕たちの名前を書いてくれたんですが、遍路回数のところに504回と書かれていて、2人して「えっ!504回!?」と驚いていると住職が
「この札はそこらのお守りよりもずっと効果があるわよ、本当にあなたたちラッキーよ!」
確か納め札は回っている人と同じだけのご利益を得られるというものだから自動的に僕たちは今505回目の遍路ということになる…すげぇぇぇえ!!!と2人で感激。
左から2番目がその504回の方、その隣の住職さんもかなり有名な方。いろいろラッキーでした
この方と別れ17番までをゆっくりと回り18番へ向かいます。
北海道以来初めてのツーリングだったのでなんだか楽しくて時間もあっというまに過ぎていくようでした
第18番恩山寺まではけっこう距離が有ったんですが2人でペースを上げ1時間ほどで到着
18番札所恩山寺。ちょっとした山岳寺院でしたが雰囲気もよく落ち着きます
弘法大師の文字が綺麗に残る大師堂
18番から19番まではかなり近くすぐに到着
歴史を感じる仁王門、仁王の顔つきがめずらしかった
多宝塔がいい場所にあり、好みの境内。綺麗に整えられた感じが落ち着きを増させる
かなり大きい本堂。
立江寺を終え、寝場所を探していると温泉近くのかなり良い場所を発見。近くのスーパーに食材を買いに行ったんですが、ここも2人だとやっぱりメニューやらお金やらで話し合いになったりとなんだか新鮮でした。
寒すぎて石の段差で風をしのぐこうくんの図
今日のメニューはキムチ肉炒め
多すぎてとてもじゃないけど食いきれなかった笑、残して明日
そして風呂に入りに行ったんですがこうくんとも話し合い、行き先も同じ到着場所も同じなのでこれも巡り会いやな!ということでこの先2人で回っていくことになりました。
明日からは2人旅となりますね〜
「いいかい?やりたいことをやることはとてもいいことだよ。だけど、そこに一本の芯、1人の人間として芯をちゃんと入れておかないとダメだよ。だけどそれさえできれば大丈夫、必ず成功するよ」504回四国一周しているお遍路さん
日本一周61日目〜難所越えツー〜
朝は6時に起きまして7時ごろ宿を発ちまして、おじさんたちと別れまして、藤井寺を8寺に出発。さぁ…自転車を置き片道12キロの登りへの挑戦が今始まりました。
第11番藤井寺、かなり古い境内
闘いの始まり…けっこう憂鬱やった
最初の頃はまだ緩やかな坂で、こんなもんかよ
とか言いながら進めました
すごい雰囲気
三分の一くらいまでは大っきい坂が1つあるくらいで、余裕こいてましたね
途中、パッと景色が開き絶景がかおをみせました
この風景を見て、これから頑張るぞ!ってみんななるらしいですね
こんな感じで遍路さんが歩いています
三分の一くらいでちょっとした休憩室がありました
この休憩室を超えてもゆったりとした上り坂と平面の道が続き不思議に楽で、完全になめきってました
2番目の休憩室
この休憩室がまさにターニングポイント。ここから突然のように牙をむきました
この12番への道は全部で3つの上り坂と2つの下り坂があるらしくここまで一つずつあったので、もしかして…と思ったら案の定。
もう道なのか石なのかわかんない
後に気づいたんですが、ここスギ林なんです
しかも今日は風が強くなんか霞んでるなぁと思ったら住職さん曰くそれは花粉だとのこと。つまりここは花粉の倉庫みたいなもん。そこに花粉アレルギーが突っ込んで行ったのでもはや呼吸すらままならず本当に大変でした。
途中にある一本杉
約4時間に渡る闘いを終えると12番への参道が姿を見せ始めます。そして…
第12番札所焼山寺
まさしく山岳寺院な境内。こん時はもう花粉が凄すぎてなにがなんだか…
とにかく参拝を終えたはいいものの、花粉が酷すぎるため帰ることを断念しヒッチハイクをすることに。花粉が舞う中人を待ち、来た人に話しかけると
「わし、今から13番行くんやわ、どうせ戻るんやったらわしと一緒に回ってからいこに」
と言われたのでご好意をありがたく受け一緒に回りました
13番大日寺。せまめな境内には団体さんがギッチリ
14番十楽寺、ここは自然と同化したかのような境内で印象に残るイメージ
重厚な本堂。彫刻がさらに重厚な雰囲気を増やします。
15番国分寺。残念ながら境内は修復中。同行の人曰く最近は多いとのこと
16番観音寺。街中に立つ立派な山門が特徴的。
と思ったら17番井戸寺はもっと立派な仁王門
建物も新しく境内も広い
17番が終わり、藤井寺に送っていただいた時にはすでに6時だったので昨日泊まった善根宿に無理言って連泊させてもらうことに。
すると1人20歳の人がいらっしゃって意気投合。日本一周がしたいそうで話も合い、初めて?の友達ができとても楽しかったです。とにかく価値観がよく似ていて愉快愉快
「100歳まで生きるとしたら今20歳のこの時に出会った人に恋をしたらもう80年しかその人と一緒にいられないんだよ?だから少しでも早くさ自分が愛せる人に俺は出会いたいんだよ、そして愛したい」
とにかく熱い人!
日本一周60日目〜テイクオーフ〜
朝6時ごろに目が覚め、早々に出発。
今日は昨日雨と言っていただけあり、曇り。最近少し冷え込んできて寒の戻りだかなんだかで気温も低め。
とりあえず4番から1番まではほとんど繋がっているも同然なのでささっと行ってきました。
第4番札所大日寺
本堂も大師堂もボロボロ、とにかく古い寺でした
本堂から大師堂への道は13の観音さまが並んでいる通路。どれも威厳のある風格
奥行きのある境内、一番にいくに従って豪華になっていく
大師堂には宝珠が…豪華
第2番極楽寺、豪華ですね
広くて綺麗な境内
本堂と大師堂は奥の階段の上にひっそりとある。
そして第1番霊山寺、どでかい山門
豪華絢爛とはこのこと
本堂も大きすぎて写真には収まらず、内装もしっかりしてる。さすがは第1番
お不動さんも綺麗
大師堂はいたって普通。まだ真っ白の白衣を着た人がたくさんいた
1番まで来たので、今度は11番まで引き返すことになります。30キロほどずーっと漕いだんですが、徳島は思ったよりも田舎で街と聞いてきたんですが高松などに比べるとやはり田舎ですね。こういうとこのほうが好きですけど笑
11番の麓にある温泉には無料の小屋があるため今日は温泉に、ゆっくり浸かり体を休めます。
ドーム状の温泉。珍しい構造
小屋で休んだりご飯を買ったりしていると昨日のおじさんと再会。今日宿泊しているもう1人の女の人も一緒に小宴会を開き久しぶりに2夜連続で人と笑って過ごしました。昨日の外人さんの足がもんのすごく臭かったことで異様に盛り上がり爆笑。やっぱ1人よりみんなでいたほうが楽しいもんですね