日本一周63日目〜仲間〜
寒い!!!!朝起きると昨日水に浸しておいたご飯が凍っていました。ということは一時的に0度いったってことか…
あんまりにも寒いのでゆっっくり用意をして朝九時?だったかに出発。
今日行く21、22は殺人的坂ということは地元の人や住職の方からも聞いていたのでヒッチハイクすることを決定しまずは立江寺へ
立江寺で駐車場や境内で声をかけるもののなかなか捕まらず情報を得ようと近くの商店のおばちゃんに話しかけヒッチハイクのプレートを作ったりしてると親子の方が来店してきました
すかさずおばちゃんが(このおばちゃん超元気)
「今日どこまでいきます??もし21番とか行くんやったらこの子ら連れてって欲しいんやけど!!」
おばちゃんのど迫力交渉は見事成功!
7組目にしてヒッチハイクで坂を登りまずは21番
もうここまでの坂はゾッとするくらいキツかった
ということで第21番札所鶴林寺。ここは林の中にあるため独特の風格がある
ほとんど屋敷なんじゃないかな?この本堂
さすがの雰囲気、本堂正面
大師堂はこの寺にまつわる鶴と共に
今日も快晴
鶴林寺を後にし22番に向かおうとしたのですが車では駐車場から30分は歩く必要があるなどいろいろな条件が重なりロープウェイで行くことに
歩きでも自転車でもこの山を越えなきゃならないって考えると身震い
2000円くらい払ってロープウェイに乗車、最初は高すぎやろ…とか思ってましたが景色がとつてもいいため料金にも納得しました
山脈が険しい
途中には日本オオカミのオブジェが、昔はいたそうです
本当に見にくいんですが写真中央にある点みたいなものが大師像、弘法大師は19歳の時この山の上で明けの明星を見て悟りを開いたそう!負けられぬ!
到着!第22番札所太龍寺
山岳寺院の中でも林の中というよりは手入れの行き届いた庭のようなイメージ
本堂を見ればその風格に誰もが言葉を失うだろう
大師堂はシンプルながらしっかりとした作り
太龍寺を終えた後親子のご好意に甘えて22番へ
田園風景の中、堂々とした雰囲気を醸し出すのは22番札所平等寺
参拝経路がちゃんと考えられた境内
本堂の薬師如来は閲覧、写真自由。こういう寺はあまりない
平等寺を終えた後、親子にお礼を言い電車で立江寺に帰った。ぼんやりとした時間が流れ久々にゆったりとした時間、こうくんといろんなことを話した
立江寺に着き、売店のおばちゃんに別れを言い23番に向かおうと思ったのだが付近に知り合いの日本一周者がいるのでスーパーで待ち合わせ
30分ほど待つと知床で会って以来実に半年ぶりの懐かしい顔が!
あまりの懐かしさと同志の嬉しさに再開のハグを交わしスーパーの駐車場でだべる
スーパーの駐車場に大荷物の自転車が三つ!地元の人たちはとんでもない目でこっちを見ていた
積もる話も多くとにかく今日の寝床である道の駅に向かう
俺もかなり変なやつやけど、旗は目立ちすぎやろ笑
ありえないシルエット、1人は杖とギターを担ぎ、1人は旗がたなびく
寝床の道の駅に着くとすぐ大荷物のチャリダーが偶然合流!本当に偶然で日本一周チャリダーが3人に!もう会ってすぐに意気投合し歩いてたおっちゃんに頼んで写真を撮ってもらう
左が0円日本一周、右が遍路日本一周、真ん中がおいら
チャリ(0円)「いや!こんなことなかなかねぇよ?!まじ最高だぜぇ!」
俺「とりあえず飯どうします?」
チャリ「んー…どうすっかな、金もねぇし。肉パーティとかやりたいけどなぁ」
角さん(右の人)「パーっとやりましょうよ」
すっと差し出したその手には一万円札が…
チャリ俺「「まじっすかぁぁぁぁぁぁあ!!!」」
チャリ「これはヤンバイゾォ!やつも呼ぼう!今50キロくらい離れたとこにおるママチャリ日本一周者も!」
俺「ウェーーイ!!!」
と3人で盛り上がっているうちにこうくんは先に行ってしまいました…決して嫌になったとかじゃなくて予定があるので先に進まなくてはならないとのこと。本当に寂しかったけど見送り、角さんは待ち合わせがあったのでとりあえず俺とチャリさんで買い出しに
俺ら「いやぁまじ諭吉さんをこんなに豪勢に使うなんておもってもみやんだな…最高!!!」
一万円札をフルに使い大量の肉を買い、いざ肉パーティへ
ちょうど道の駅に着いた頃に角さんも合流。調理を開始した辺りでナイトランを終え、フラフラのいのさんが合流(この人は自転車がママチャリ!ママチャリの後ろにイノシシの骨をつけているので俺はいのさんと呼んでいる)。
肉をバクバク食っていると、日本一周ではないものの九州に向かうチャリダーも合流!
これまでの珍体験や何故旅に出たのか?などなど旅人の夜は更けていく
「日本一周の期間や回数、どうやってやっているかに凄いも凄くないも無いと思うよ。日本一周しよう!って旅に出たやつはみんなすごくて、やっぱり変なやつだと思うな笑」